カテゴリ:本( 67 )

祝 カズオ・イシグロ

なんてタイトルをつけながら、実はカズオ・イシグロの本は1冊も読んだことがありません。

土曜日に相模大野の書店をちゃんゆきと訪ねた際、レジでたまたま懇意にさせていただいている店員さんにあたり、ちょっと世間話をする機会がもてました。
お話はカズオ・イシグロの話になったのですが、補充をかけている文庫本がなかなか入荷しないとのこと。
実はカズオ・イシグロの作品は全て私の大好きな早川書房から出版されています。
早川書房、このふって沸いたような「特需」にてんてこ舞いらしいのです。

「講談社のような大手出版社だったらそれなりに対応の態勢が敷かれているんでしょうけど、早川さんの場合は・・・。カズオ・イシグロ以外の本の問い合わせをしようと思っても、なかなか電話が通じないんですよ・・・」

なんか、可愛いなあ、早川書房(笑)
がんばれ~
これで儲けて、もっとミステリーの本をどしどし刊行してくださいね。

下の写真は私がハヤカワを読むきっかけとなった本の中の1冊、ドナルド・E・ウェストレイクの「弱虫チャーリー、逃亡中」です。
読んだのは中学生になったばかりのころだったと思います。
ボロボロの本ですが、思い出が詰まっています。
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by nobikunJ | 2017-10-16 19:42 | | Comments(2)

植物の名前

植物に疎いのです。
ちゃんゆきは散歩しながら「まあ、○○がきれい」なんて言いますが、私はどの植物のことを言っているのかさっぱりわかりません。
それで、今読んでいるジョセフ・ハンセンの「死はつぐないを求める」という本にこんな描写がでてきます。

「オレンジ=ピンクのコウオウや、青いルリマツリ、薄紫色のヒヨドリばななどに囲まれた急斜面のあいだを、細くくねくねと曲がったメスキートのつるが這っていた」

さっぱりわかりせん! 103.png103.png
これでパッと情景が思い浮かべられる方はすごいです、羨ましいです。
調べました。

ルリマツリ
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ヒヨドリばな
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メスキート
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「コウオウ」はついにわかりませんでした。
どなたかご存知の方いらっしゃいますか?

ロス・マクドナルドもこういう描写が得意でしたが、彼の場合は登場させる植物や鳥がほぼ決まっていたので一度調べれば「ああ、あれね」となったわけですが、この本は場面ごとに出てくる植物が違う。
まあ、実際は場所によって植物が全く異なるのが普通なので、当然といえば当然なのですが。

アメリカ西海岸の小説にはよく「ひいらぎ」が出てきます。
英語でhollyですね。
Hollywood(ハリウッド)は「ひいらぎの森」です。
これをholy(聖なる)と間違えてHollywoodを「聖林」と訳してしまったのは有名な昔の話。
そういえば戦後まもなく、映画配給会社の人がジョン・フォード監督の新作「Stagecoach」を「舞台監督」(Stage=舞台 Coach=コーチ)と訳して配給しそうになったのも有名ですね。
誰かが寸前に、「あ、駅馬車のことだ」って気がついたんでしょうね。


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by nobikunJ | 2017-09-26 19:30 | | Comments(4)

ジム・トンプスンの未翻訳ものの出版が始まるらしい

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夏休み二日目の昨日、ちゃんゆきの用事で町田まで行ってまいりました。
用事を終えるのに1時間ほどかかるとお店の人に言われたので、私は一人、本屋をぶらつくことにしました。
町田には大型書店として、ブックファーストと有隣堂の2件があります。
どちらもセンスの良い品ぞろえと心地よい空間が売りで、私も大好きな書店です。
今回はブックファーストに足を向けました。
海外小説のコーナーを眺めていたら、ピンっとくるものが目に留まりました。
ジム・トンプスンの未翻訳だった小説が翻訳されて棚に並んでいました。
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躊躇することなく、すぐにレジに並びました。
ジム・トンプスンは大好きな作家。
日本で翻訳されている小説はすべて読んでいます。
なんと、文遊社が未翻訳ものの紹介を始めるとのこと。
このカバーのデザインも秀逸だし、期待が高まります。
お金を貯めとかなきゃ。

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by nobikunJ | 2017-08-13 17:04 | | Comments(0)

神保町探索

ウォーキングの後、ちゃんゆきと久しぶりに神保町に行ってまいりました。
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学生の頃、古本を求めて足しげく通ったこの街。
このところご無沙汰でしたが、今住んでいる街からも直通電車で50分で行けることがわかりました。
ちょっと嬉しい。
冬眠する動物は冬が来る前に大量の穀物を胃に収めるそうですが、私も来月の夏休みを前に「お楽しみ」の買いだめです。

到着した時間がちょうどキッチン南海の開店時間だったので、こちらで先に昼食を済ませることに。
開店前なのに店頭にはすでに10名ほどが並んでいました。
相変わらずの人気店です。
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エビフライと生姜焼き定食。
うまい!
行列ができるのも納得。
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その後向かったのは羊頭書房さん。
初めての訪問でしたが、評判通りの品ぞろえ。
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こちらではフランク・グルーバーの「バッファロー・ボックス」の初版を購入。
幸先の良い滑り出しです。
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続いて向かったのは御用達の@ワンダーさん。
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こちらの早川ポケットミステリの充実ぶりは見事なほど。
昔、通うこと自体が無上の楽しみであった東京泰文社なき今、早川を探すときはどうしてもこのお店に足が向いてしまいます。
こちらではエド・レイシーの処女作「死への旅券」、ジョナサン・ラティマー「黒は死の装い」、そしてダグラス・フェアベアンの「ストリート8」を購入。すべて初版本です。
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どれもAmazonで買えるものかもしれませんが、それでもやはり目を皿のようにして書店の棚を見つめ、お気に入りの本を発見した時の喜びは何ものにも代えられませんし、最高のストレス発散になります。

その後、ちゃんゆきの発案で、明治大学のアカデミック・コモンで開催されている「阿久悠記念館」を訪問。
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阿久悠が作詞した曲のシングルレコードの展示が目を引きます。
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歌謡曲を誰よりも愛するちゃんゆき、この記念館はかなりのインパクトだったようです。

神保町探索の後はちゃんゆきのお買い物に付き合って新宿へ。
朝のウォーキングも含めるとかなり歩いたので、帰宅の電車に乗る前に休憩。
最後はやはりこれ(笑)
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そしてロマンスカー!
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by nobikunJ | 2017-07-16 10:33 | | Comments(4)

GIV

話題の本を読みました。
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原題が「The Story of a Dog and America」という通り、縦軸にGivという名の犬が人間に捧げる限りない「愛」が、そして横軸にそのGivと遭遇するアメリカの人々の「悲しみ」と「優しさ」が描かれています。
どちらも大好物の私にとって、この本が面白くないわけがありません。
語り手のディーン・ヒコックがGivの足跡を辿る旅に出る時、その理由を聞かれ言います、「それが・・・そう、なぜかそれがぼくにはいかにもアメリカだって気がするからだろうね」。
帯に書かれている惹句、「犬を愛するすべての人に捧げる」は偽りではありません。
犬を愛する(愛した)経験がある方なら、この本は素晴らしい読書体験を約束してくれます。

一つだけ悔しいことが。
この本を、かつてよくそうしていたように、のび太をお腹の上に寝そべらせて、抱きしめながら読みたかった。
そういう気持ちにさせる本です。
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by nobikunJ | 2017-07-08 17:17 | | Comments(2)

貸本屋

夜、英語を教えている中学3年の女の子が、「おそ松さん」の大ファンということで、カバンにいろいろなグッズをぶら下げています。
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それで、オリジナルの「おそ松くん」を見せてあげようと思い、今回実家に帰省したついでに書庫から懐かしい本を持ち帰りました。
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これはかつて日本国中にあった「貸本屋」で提供されていたもので、赤塚不二夫のホームページでも発行年が不明になっている本です。
私が育った町にも貸本屋があって、子供のころの私はかなり良いお得意さんでした。
手塚治虫はもとより、藤子不二雄、ちばてつや、そしてかなりマイナーな漫画までこの貸本屋のお世話になりました。
手塚治虫の「鉄腕アトム」。
子供心にこの可愛らしさに胸がときめいたことを覚えています。
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こんなのも。
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昔は子供のために大人たちが真剣に、手を抜かずに仕事をしていてくれていた時代でした。
そんな時代に育った私は本当の幸せ者だといえます。
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by nobikunJ | 2017-05-29 17:31 | | Comments(0)

ちょっと違和感(笑)

久しぶりに本の話ですが。

今日、読了した本です。
ウィリアム・P・マッギヴァーンの「殺人のためのバッジ」。
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このハードボイルドの古典とも言える傑作をなぜ今頃読んでいるのかというと、単純に手に入らなかったからで、そういった意味ではAmazonというのは本当に読書界の歴史(そんなものがあるのか知りませんが・・・)を変えたなあと思います。
最近はこのあたり、1950年代に書かれた小説を読むことが多いのですが、翻訳は1960年近辺、つまり私が生まれた頃に出版されたものが多いのです。
で、気になるのが翻訳。当然、翻訳の出来不出来というのはその読書体験に大きく影響します。この「殺人のためのバッジ」はものすごく面白い小説で、それこそ読み始めたら止まらなくて、一気に読み終えた感があるのですが、ちょっと違和感を感じたのがその翻訳。例えばギャングがボスにむかって「あっしにおまかせくだせぇ」なんてことを言うんですよねぇ(笑)股旅ものじゃないんだから、って思ってしまいます。
あと、先日読んだこの本、「深夜の張り込み」ですが、ニューヨーク郊外の団地が舞台で、登場人物も少なく、一晩に起きた話を描いたものです。
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で、団地の中で警察の追求を逃れる犯人の逃走劇が話の中軸なのですが、翻訳がしんどくて、結構団地の中の位置関係を追いかけるのが大変でした。部屋の中にいたハズの犯人が、なぜか車に乗っていたりして・・・私の読解力が足らないのかしらん。
いずれにしろ、昭和30年代に翻訳されたこれら小説群、いまさら翻訳を嘆いてもしかたがないし、それだったら原書で読めよということになるのでしょうけど・・・。

のび太の周りを賑やかにしてあげました。
寂しがり屋でしたから、のび太は。
はちくんのママさんから「お線香はアチラでおやつになる」と聞いて、欠かさずあげるようになりました。
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最近買ったCD。
1991年に録音されたJoey Calderazzoのデュビュー作から。
結局、このあたりの音が一番心に馴染みます。

「違和感」といえば、これには大笑いしました。
本当に、その通り!

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by nobikunJ | 2017-05-21 17:11 | | Comments(4)

出張にどの本を持っていくか

明日から2週間、出張に行ってまいります。
のび太がいなくなって初めての出張、一人になるちゃんゆきが寂しがるかなと思いましたが、意外とそうでもないそうです(笑)

暖かなところに行くので何を着ていくか迷いましたが、実はそれ以上に頭を悩ませたのが、どの本を持っていくか、ということ。
出張に行くときはいつも悩むのですが、長い道中、とにかく理屈抜きで面白い本でないと間がもちません。
それで今回選んだ本は下記の4点。
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1冊は今読みかけの「拳銃をもつジョニー」。黒人刑事ヴァージル・ティッブスが活躍するこのシリーズは文句なしに面白いし、読み終えたらすぐに続編の「五つ死の宝石」に移れます。そして、その他2点も故小鷹信光氏がハードボイルド傑作選に選んでいたものなので期待大。

まあ、ちゃんゆきは寂しくないそうなので(しつこい)、出張を楽しんで来ようと思います。

行ってまいります。



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by nobikunJ | 2017-04-01 18:20 | | Comments(0)

懐かしい写真

先日、高校からの友人、佐藤くんが懐かしい写真をメールで送ってくれました。
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27歳の時、佐藤くんと訪ねたニューヨークで、Murder Inkというミステリー専門の書店に立ち寄った際に彼が撮ってくれたものです。
棚に「Hard Boiled」と縦書きされています。
人間、成長していない証拠でもあります(笑)
初めての海外旅行でした。
ニューヨークを選んだのは憧れの街だったから。
そしてとにかくこのMurder Inkに行きたかったから。
Murder Inkで買った本。
William F NolanのSam Spaceシリーズ。
ハメットのサム・スペードをもじったSam Spaceが宇宙で探偵稼業をするというユーモアパロディ小説。
この本は欲しくて欲しくて東京中を歩き回ったけど見つからなかったもの。
棚で見つけた時は、気を失いそうなくらい嬉しかった。
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あと、やはりWilliam F Nolanのハメットの伝記も見つけました。
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本を開けてみたら尊敬するNolanのサインが!
買わない理由が見当たりませんでした。
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そんなMurder Inkもとっくに店を閉じてしまいました。
私の手元にはおまけでもらった栞が残されました。
使わないで書架に飾って眺めています。
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初めての海外旅行、初めてのニューヨークは興奮の連続で、最終日には熱が出てしまい、ホテルで寝込むことになってしまいました。
でも、いい思い出しかありません。

昔、のび太をイギリスのヨークシャー地方に連れていってあげたいと思ったことがありました。
もうその夢は果たせそうもありませんが、のび太の生まれ故郷は私と同じ浜松(これ、偶然で、のび太を迎えて血統書が送られてきて初めて知ったのでした。のびちゃんと私は運命の糸で結ばれていたのかしらん 笑)。故郷には何回でも連れて帰ることができます。
な、のびちゃん。
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by nobikunJ | 2017-01-29 15:00 | | Comments(0)

ジョニー・フレッチャー!

久しぶりに本の話ですが・・・。

秋の終わりくらいから年末にかけて本当に多忙な毎日でしたが、時間を見つけて本を読むようにしていました。というか、そういう時こそ本でも読まないとストレスでまいってしまいます。

今年経験した驚きと喜びの一つに、フランク・グルーバーの「ジョニー・フレッチャー&サム・クラッグ」シリーズの「新刊」を書店の棚で見つけたことがあげられます。
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まさに時空を超えて突然出現したようこの本、おそらく日本にまだ(100人くらいは)いると信じているフランク・グルーバーファンの度肝を抜いたに違いないと思うのです。1940年代、グルーバーがその作家としての名声を獲得した作品がこの「ジョニー・フレッチャー&サム・クラッグ」シリーズでした。古き良き時代のアメリカを感じさせるこのユーモアミステリーは、まさに良質なハリウッド映画を見せられているようなワクワク感を体験することができます。
私がこのシリーズの最高傑作と呼ばれる「コルト拳銃の謎」を読んだのは大学生の頃。あまりの面白さに、すぐに他の作品を探して古本屋をまわったのですが、果たせませんでした。それから30年以上の歳月が流れ、突然この本が棚に現れたのですから、私の驚きもご想像いただけるかと思います。
それで、この本を読んでみたら、やっぱりものすごく面白かったので、「コルト拳銃の謎」も再読してしまいました。
さらに、これがAmazonのすごいところですね、かつて探し求めて古本屋を駆けずり回った他の作品も簡単に手に入れることができました。
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このシリーズ、ジョニーとサムの漫才のようなかけあい、さらには息もつかせぬようなピンチの連続、また綿密に張り巡らされたトリックと、どれを読んでも面白さにぐいぐいと引き込まれてしまいます。とても楽しい読書体験でした。

あと、まるで正論かのように自国の利益しか主張しない政治屋たちで動かされている最近の世界情勢に嫌気がさして、「火星人ゴーホーム」を再読することにしました。
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フレドリック・ブラウンによって書かれたこのSFは、30億の人間が住む地球に10億の火星人が突然現れるというものですが、1955年作ということからもわかる通り、東西の冷戦がどんどん激しくなる時代を背景にしています。痛快なのは、火星人出現後、西も東も軍事情報を含めて一切の機密を維持することができなくなってしまうこと。だって、火星人が仮想敵国に平気で喋ってしまうのですから!
まあ、そんなことはさておき、この小説、最初の1ページ目から最後のページまで一気に読み通してしまう面白さが詰まっています。
とにかく、火星人が嫌な奴らで(笑)、でもそれにオタオタする人間たちの虚栄心やエゴ、偽善性がそれ以上に醜い。

先週の土曜日からお休みに入っています。
少しですが、まとめて本が読める時間がとれるのが嬉しいです。
年末年始はのび太を連れて浜松の実家に帰ります。
17歳の正月を祝ってあげようと思います。
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by nobikunJ | 2016-12-29 14:41 | | Comments(0)


大好きな本、映画、音楽、それと犬について


by nobikunJ

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